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ローカル環境の準備

春学期の授業が始まる前に、以下のツールや環境を各自のパソコンに整えておくことをおすすめします。
すでに準備ができている場合は、このステップはスキップしていただいて構いません。

コマンドラインツール(ターミナル)

すでに慣れている方はお好みのツールをご使用いただいて問題ありません。
初めて使う方や不安がある方は、以下の環境をご参考ください。

ターミナルは、コードエディタ(VSCodeなど)にも内蔵されていますが、単体で使えるツールとしてインストールしておくと安心です。

Windows の場合

Windows Terminal が標準的で、使いやすく推奨されています。

macOS の場合

「ターミナル」というアプリが標準でインストールされています。Spotlight検索などから簡単に起動できます。


Node.js のインストール

Node.js は、Web 開発を行う上で欠かせないランタイム環境です。
以下の公式サイトから最新版のインストーラーをダウンロードし、インストールを行ってください。

🔗 https://nodejs.org/

Node.js をインストールすると、npm(Node Package Manager)も一緒に導入されます。
これはパッケージの管理に用いられるツールで、多くのプロジェクトで利用されています。

インストール後、以下のコマンドをターミナルで実行し、正しく導入されているか確認してください。

node -v
npm -v

どちらもバージョンが表示されれば、インストールは正常に完了しています。


パッケージマネージャー:pnpm の導入

パッケージ管理には、これまで npmyarn がよく使われてきましたが、近年では pnpm が推奨されています。

pnpm は、次のようなメリットがあります:

  • ディスク容量の節約(パッケージをグローバルにキャッシュして使い回す)
  • 高速なインストール速度
  • 厳密な依存関係管理によるトラブルの防止

以下のコマンドで pnpm をインストールできます:

npm install -g pnpm

バージョン確認はこちら:

pnpm -v

Git のインストール

Git はソースコードのバージョン管理に欠かせないツールです。
開発現場ではほぼ必ず使われますので、基本操作にはぜひ慣れておいてください。

インストールは、以下の公式サイトから行うのが確実です。

🔗 https://git-scm.com/downloads

インストール後は、以下のコマンドでバージョンを確認しましょう:

git -v

エディター:Visual Studio Code または Cursor / Windsurf

コードエディタとしては、まず Visual Studio Code を推奨します。
多くの開発環境に対応しており、拡張機能も豊富で使いやすいです。

また、より AI 支援の強い環境として以下もおすすめです:

  • Cursor:Visual Studio Code ベースで、生成AIとの連携に特化した最新エディタ
  • Windsurf:チームでの共同開発にも強く、シンプルな操作性が魅力

特に初学者や生成AIを積極的に活用したい方には Cursor が非常におすすめです。

もちろん、Vim や Emacs など、お好みのエディタがある方はそちらを使用していただいても構いません。